急性期・回復期・地域包括ケア病棟…病院の種類と、退院後の行き先
おやのて編集部/2026年10月8日
「この病院にはずっといられません」と言われて戸惑う方は多いです。病院(病棟)の役割のちがいを知ると、次の行き先を考えやすくなります。
この記事のポイント
- 急性期の病院は、治療が落ち着いたら早めの退院や転院をすすめる
- リハビリが必要なら回復期リハビリテーション病棟、在宅復帰の準備なら地域包括ケア病棟
- 迷ったら病院の相談室(医療ソーシャルワーカー)に相談
病棟のおもな種類
| 種類 | 役割 | 入院期間の目安 |
|---|---|---|
| 急性期病棟 | 救急や手術など、病気やけがの治療が中心 | 短い(治療が落ち着くまで) |
| 回復期リハビリテーション病棟 | 脳卒中や骨折などのあと、集中的にリハビリをして家に帰る力を取り戻す | 病名や重症度などによって診療報酬上の算定上限が異なる。上限まで入院できることを保証するものではないため、担当医・相談室に確認 |
| 地域包括ケア病棟 | 急性期の治療後の在宅復帰の準備、在宅で療養している人の一時的な入院など | 原則60日まで |
| 療養病棟 | 長期的に医療的な管理が必要な人の療養 | 比較的長い |
| 緩和ケア病棟(ホスピス) | がんなどの苦痛をやわらげるケアが中心 | 状態による |
退院後の行き先の選び方
- 家に帰る:介護保険のサービス(訪問看護・訪問介護・デイサービス・福祉用具)や訪問診療で支える
- リハビリを続けたい:回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、介護老人保健施設(老健)
- 医療的なケアが多い:療養病棟、介護医療院、医療対応の手厚い施設
- 家での生活が難しい:特養、グループホーム、有料老人ホームなど(施設の種類)
相談先
病院の「医療相談室」「地域医療連携室」にいる医療ソーシャルワーカーや退院支援の看護師が、転院先や在宅サービスの調整を手伝ってくれます。転院の話が出たら、なるべく早く相談しましょう。退院までの準備はこちらの記事にまとめています。
参考資料・制度の確認先
対象条件や手続きは、上記の資料とお住まいの自治体・担当者に確認してください。
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この記事は一般的な解説です。制度や手続きは自治体や状況によって異なることがあります。具体的なことは、地域包括支援センター・ケアマネジャー・主治医などにご相談ください。わからない言葉は用語集で調べられます。