むせる・食べにくくなったら|飲み込みと誤嚥性肺炎の予防
おやのて編集部/2026年10月8日
食事中によくむせる、食べるのに時間がかかる…。飲み込む力が弱くなると、誤嚥性肺炎の心配が出てきます。
この記事のポイント
- むせる・食事に時間がかかる・声がガラガラするのは、飲み込みが弱っているサイン
- 高齢者の誤嚥性肺炎は、熱や咳がはっきり出ないこともある
- 姿勢・食べ物の形・とろみ・口のケアを専門職と調整し、予防に取り組む
飲み込みが弱っているサイン
- 食事中や飲み物を飲むときによくむせる
- 食事に時間がかかる、口の中に食べ物が残る
- 食後に声がガラガラする、たんが増える
- 食べる量が減った、体重が減った
- 錠剤が飲みにくい
誤嚥性肺炎に注意
食べ物や唾液が気管に入り、細菌によって起こる肺炎です。高齢者では、熱や咳がはっきり出ないこともあり、「なんとなく元気がない」「食欲が落ちた」「ぼんやりしている」といった変化だけのこともあります。いつもと違うと感じたら、早めに主治医に相談しましょう。
食事の工夫
- 姿勢:足や体を安定させる。あごの位置やベッドの角度は飲み込む状態に応じて異なるため、専門職に適した姿勢を確認する
- ひと口を少なく、ゆっくり:飲み込んだのを確認してから次のひと口
- 食べ物の形:やわらかく煮る、刻むより「まとまりやすく」(パサパサ・バラバラは飲み込みにくい)
- とろみ:水やお茶でむせる場合には、とろみが役立つことがあります。必要性や濃さは嚥下の評価を受け、専門職の指示に合わせて調整する
- 食後すぐに横にならない:30分ほどは体を起こしておく
口のケアで肺炎を防ぐ
口の中の細菌を減らすことは、誤嚥性肺炎の予防につながります。毎食後と寝る前の歯みがき、入れ歯の手入れを習慣にしましょう(口のケアの記事)。
相談先
主治医、訪問看護、歯科医師・歯科衛生士、言語聴覚士(ST)などが、飲み込みの評価や食事の形のアドバイスをしてくれます。ケアマネジャーに「むせるようになった」と伝えると、専門職につないでもらえます。デイサービスやデイケアで、口や飲み込みの体操に取り組めるところもあります。
参考資料・制度の確認先
対象条件や手続きは、上記の資料とお住まいの自治体・担当者に確認してください。
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この記事は一般的な解説です。制度や手続きは自治体や状況によって異なることがあります。具体的なことは、地域包括支援センター・ケアマネジャー・主治医などにご相談ください。わからない言葉は用語集で調べられます。