家での転倒を防ぐ|よくある原因と今日からできる対策
おやのて編集部/2026年10月8日
高齢者の転倒は、骨折から寝たきりにつながることもあります。家の中は意外と危険がいっぱいです。
この記事のポイント
- 段差・コード・すべりやすい床・暗い廊下が、家の中のおもな危険
- 睡眠薬などの薬、筋力の低下、足に合わない履物も原因になる
- 手すりや段差の解消は介護保険の住宅改修(対象工事費の上限は原則20万円、給付は7〜9割)が使える
転びやすくなる原因
- 体:足の筋力やバランスの低下、視力の低下、立ちくらみ
- 薬:睡眠薬・安定剤・血圧の薬などで、ふらつくことがあります
- 家の環境:段差、敷物のめくれ、電気コード、すべりやすい床、暗い廊下や階段
- 履物:脱げやすいスリッパ、底がすべる靴下
- 夜間のトイレ:寝ぼけた状態で、暗い中を急いで歩く
今日からできる対策
- 床に物を置かない、コードは壁ぞいにまとめる、敷物はすべり止めを
- 廊下・トイレ・寝室に足元灯(センサーライト)をつける
- かかとのある、足に合った室内履きにする
- 夜間のトイレが多いなら、ベッドの近くにポータブルトイレを置くことも検討
- ふらつきが気になる薬があれば、主治医・薬剤師に相談する
介護保険でできること
| 住宅改修 | 手すりの取り付け、段差の解消、すべりにくい床への変更など。対象工事費の上限20万円(給付は7〜9割。工事の前に申請) |
|---|---|
| 福祉用具のレンタル | 置くだけの手すり、歩行器、杖など |
| リハビリ | デイケア、訪問リハビリで筋力やバランスの練習 |
転んでしまったら
- あわてて起こさず、痛いところ・動かせないところがないか確認
- 頭を強く打った、足の付け根が痛くて立てない、意識がおかしいときは救急車(救急車を呼ぶ目安)
- 頭を打った場合、直後に元気でも後から症状が出ることがあります。高齢者や血液を固まりにくくする薬を使っている方は、早めに医療機関へ相談してください。意識の変化、強い頭痛、繰り返す嘔吐などがあれば119番へ
- ひとり暮らしなら、緊急通報装置や見守りサービス(自治体によっては補助あり)も検討
参考資料・制度の確認先
対象条件や手続きは、上記の資料とお住まいの自治体・担当者に確認してください。
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この記事は一般的な解説です。制度や手続きは自治体や状況によって異なることがあります。具体的なことは、地域包括支援センター・ケアマネジャー・主治医などにご相談ください。わからない言葉は用語集で調べられます。